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迷いどころ

四年前、志望大学合格のために、1年間浪人した私にとって、学歴という言葉は気になるものである。

予備校は原則、志望学部の中で、よりレベルの高い大学を目指すよう促すあまり、私は学歴こそ自分の能力を表す指標だと認識していた。正直、過去ほどではないが、現在も進路選択には影響している。

 

今年の夏、志望の大学院入試は不合格。学歴コンプレックスだった私にとってこれは、希望の光がなくなったことに等しかった。高学歴での研究職は、任される大きな仕事や言動による影響力など高学歴化することで貢献度がはるかに上回ることだと思う。それからというもの、今の大学を進学して、たくさんお金が欲しいから研究職ではなく、大手の総合職にでも就職しようかと思うようになっていた。

 

ある日、院試お疲れさん会として親友2人と私で飲んでいたとき、親友の1人がこう言った。

前のお前はどこいった!将来の夢を語っていたあの頃はもっと楽しそうだったぞ!まだまだこれからだぜ、人生!

それを言われて以来、研究職という希望は捨てないでいた。もしかすると道はまだあるかもしれないから。

 

そして後輩の情報から見つけた3月にある入試。やりたい研究をしている研究室と見つけた。まだ入試を受けるかは決まってない。とりあえず、研究室の雰囲気だけでも情報を得るために訪問許可アポを取ろうと思う。

そこで決めよう、行くか行かないか。

受けるとなるとリスクはかなりあるのは承知。考えただけで身が縮む思いだ。

今思っているのは、

研究をとるのか、たくさん稼ぐことをとるのか。

研究熱心な仲間の一員として研究したい。とことん突き止めたい。その考えは崩れない。